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ホーム 質問回答編1 試合でのびのびプレーできない!ミスを恐れて強打できない!/質問回答第5回

試合でのびのびプレーできない!ミスを恐れて強打できない!/質問回答第5回

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おはようございます! カムイ・レイジです。

今回も、質問メールがいくつか届きましたので、
その中の1つに回答します。
部分的に抜粋させていただきました。ご了承ください。
前回はアメリカからでしたが、今回もアメリカで、ハワイからです。


<質問>

僕はテニス歴は長いですが、
本格的に習ったことはないので(中学、高校はバレー部でした)、
大分我流です。

僕の一番の問題点は、
丁寧にやりすぎて(ミスをするのを恐れて)、
あんまりのびのびとプレーできない点です。

よく言えば、ミスの少ないプレー。
悪く言えば、こじんまりとしたプレーと言った感じです。

自分なりに、
「自分はマイケルチャンみたいに、
 あんまりすごいショットはないけれど、
 拾って拾って拾いまくって、
 相手のミスを待つ選手だ(失礼、マイケルチャン)」とか、
言い聞かせていたのですが、
やっぱり言い訳ですよね。

最近は、練習中は強打とか大分できるようになったのですが、
やっぱり試合になると、怖くて強打できません。

結果、フラストレーションもたまって、
ミスが少ないだけがとりえなのに、ミスが増えたりと。
メンタル面が弱いのかな?


<回答>

ご安心ください。
メンタル面が弱いというわけではありません。

ミスをするのを恐れて、あんまりのびのびとプレーできない、とか、
試合になると、怖くて強打できない、というのは、
とてもいいことです。

え?と今耳を疑いましたか?
確かに、普通はいいこととは思えないでしょう。

でも、ここは、プラス思考、前向きな考えでいきましょう。

なぜとてもいいことなのかというと、
ミスを恐れて強打できないということは、
勝負にこだわっている証拠だからです。

勝負にこだわる人は、ボクの経験上、
近い将来、うまくなったり、強くなったりする可能性が高いのです。


また、自分のミスを少なくして、相手のミスを待つ、ということは、
テニスの最も重要な守備的戦略の1つです。

信じられない人もいるでしょうが、
この戦略は、マイケルチャンに限らず、どんなトッププロでも使います。

どんなにレベルの高い試合でも、
その時の状況によっては必ず必要となる戦略です。

ですから、これはこれでレベルアップさせていってください。


ただし、あなたの言う通り、
守備的戦略だけでは、フラストレーションがたまります。

テニスは一見華やかで上品なスポーツに見えますが、
本質は1対1、もしくは2対2の決闘です。

直接的な肉体への接触が無い格闘技と言っていいでしょう。
ボールとラケットを介した精神的な殴り合いです。

それで、守備的戦略だけというのは、例えば、
相手に殴られたら相手のポイント、
相手に殴られるのをかわしたりブロックしたら自分のポイント、
といったボクシングの試合のようなものです。

こんな試合では、たとえポイント差で勝ったとしても、
フラストレーションがたまるのは当たり前のことです。


では、どうすればいいのでしょうか?

それは、もちろん攻撃することです。
攻めるべき時に攻めるのです。

攻めることは精神的にも重要です。

攻めると、自分の心の中の闘争本能にますます火がつきます。
火に注がれる油のようなものです。
闘魂が活性化すると言った感じです。

勝利へのモチベーションも上がります。

なぜなら、攻撃とは積極的で能動的な行動だからです。
積極的で能動的な行動は、さらにその人をやる気にさせます。
勝ちたいと思う気持ちが強くなります。

集中力も高まります。

なぜなら、攻めるべき時に攻め、守るべき時に守れば、
メリハリが利くからです。
メリハリが利くということは、単調ではないということです。
単調ではないということは、
集中力が切れてミスが増えることが、少なくなるということです。


ただし、攻めるべき時にのみ攻めるんですよ!
守るべき時や、つなぐべき時に、攻めてはいけません。

じゃあ、どんな時が攻めるべき時で、
どんな時が守るべき時や、つなぐべき時なのか?

話がそれてしまったので、それはまた別の機会にしましょう。


そして、攻撃する方法の1つとして誰もが思い浮かぶのは、
強打することでしょう。

でも、強打するとミスしてしまう。
ミスが怖いから強打できない。
だから、結局攻撃できない。

だったら、強打してもミスの少ない方法をとればいいんです。

強打してもミスの少ない技術。
そうです、それは、トップスピンで強打する方法ですね。

思いっきり強打するのですが、
トップスピンを強くかけるために、強くラケットを振る。

ボールのスピードは無くていいんです。
山なりの球を打ちます。

ネットを高く越すのだけど、
トップスピンがかかっているから、サービスライン付近でバウンドする。
つまり、ネットする確率もアウトする確率も低い。

少々球が浅くなっても、
トップスピンがかかっているから、高くはずんで伸びる。
つまり、相手にとってのチャンスボールになりにくい。

強く打つことで、攻撃的になり、
攻撃的になるから、精神的にも大きなメリットがあるということは、
さっきお話しした通りです。


このように、練習で、強打してもミスしないという自信をつけてください。
そうして、試合でも、強打してみます。

最初は、恐る恐る強打することになるんでしょうけど、
あまりミスしないという経験を積み重ねていければ、
試合でも自信を持って強打することが出来るようになります。

さらに、技術的には、
スピンの量を少なくしてフラット気味に速い球を打ってみたり、
スピンの量を多くしてショートクロスに打ってみたりと、
状況に応じていろいろな球を打てるようになってください。

まずは、フォアハンドのトップスピンに磨きをかけましょう。


今回はシングルスをイメージしてアドバイスさせていただきました。
ダブルスだとまたいろいろ違う面があります。

長くなってしまいましたけど、最後にもう1つだけ。

あなたは、バレー部出身ですから、もちろん、
バレーのサーブとかスパイクとかの縦振りは得意だったはずです。

ですから、テニスでも、縦振りであるサーブとスマッシュも、
強打できる武器にすることが出来ると思います。


それでは、最後に、まとめます。

『 テニスの最も重要な守備的戦略の1つは
   自分のミスを少なくして
   相手のミスを待つこと        』
  
『 フォアハンドのトップスピンに磨きをかけて
   強打して攻撃しよう!          』



 
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